※かなり筆者の当時の気持ちを書いていますので、参考になれば幸いです。
【今やりたいことは必ず10年後もやりたいと思う】
もしいま海外に留学したい、プロスポーツ選手になりたい、英語を勉強したい、など夢があるなら、いますぐ挑戦してみる事をお勧めします。なぜなら、いまやってみたいことは10年後も20年後も必ず「やってみたかなー」と思うからです。
筆者も大学を卒業と同時に大手内定先を断って海外でプロサッカー選手になる道を選び、5年間セミプロ選手として海外サッカーチームでプレーしていた過去があります。
いま感じることは100%思い描いた選手生活ではなかったけど、筆者なりに幸せなサッカー人生であったと後悔はほとんどありません。もちろん、多少なりとも未練や反省はありますが、挑戦したからこそ気持ちがスッキリしています。
いま迷っている皆さんはやりたいことに挑戦しない選択をした自分の10年後、20年後の気持ちを想像してみてください。特にあなたにとって特別な夢であるなら挑戦すべきです。(※あくまでも筆者個人の見解です)
【未練が少ない方が幸せ(やらない後悔よりやって後悔)】
人生において幸福感を減らす感情は「やらなかった」未練や後悔かなと思います。
特に「もし挑戦を選択していた場合の自分」と「いまの自分(挑戦を選択しなかった自分)」を比較して、憂鬱な気持ちになることって多いと思います。
俺だって、私だって、あの時違う選択をしていれば。あいつは、あの子は、たまたま上手くいったから良かったけど。などの気持ちはどこから生まれてくるのでしょうか?
やはり選択したかった道と選択できなかった自分を比較したときです。
未練や後悔を未来に残さないことが将来の自己肯定感を高めるのですが、この場合は逆です。
実は筆者も大学4年生のころ、憂鬱な気持ちでいっぱいだったんです。
どうしてもプロサッカー選手になりたくて、サッカーを続けたいけど、チームは日本一になりながらも筆者自身は大成できませんでした。同期の中にはJリーグに選ばれていく選手がいるなか、就職活動をし大手企業の内定をもらいました。
人生安泰じゃん!とか、今後はガンガン社会人として成長すればいいじゃん!って無理に意識をもっていくほど「ああ!好きなサッカーで、もっと挑戦してみたい!」って気持ちが強くなることに気づきました。今思えば、この時の筆者は挑戦しない自分(できない自分)を選んで周りの目を気にして自分の気持ちに嘘をつくことを繰り返していたのでしょう。
でも、やっぱり挑戦する自分(できる自分)を選ぶことにしました。
すると、スッともやもやが消えて、大企業で安定して働く未来は無くなったけど、少なくとも自分の気持ちに正直になったことで、結果はどうあれ後悔はしないだろうと思いました。
「あの時挑戦してたらなー」と未練タラタラの社会人人生は送らなくてすむと思いました。
これは挑戦してから思ったのですが、自分で選択して「行動した」未練や後悔は後で笑えますし、折り合いがつきます。失敗してもポジティブに変換できるのは大きいことかなと思います。
【就職先は心配するな】
人生の大きな選択としてよく扱われるのが、「夢/やりたいこと」vs「将来/安定」です。
皆さんも挑戦を躊躇する理由はやはりあなた自身の将来に不安を覚えているからではないでしょうか。その気持ち非常に分かります(笑)
自分で言うのもなんですが、筆者は良い選手(GOOD)だったと思っています。
一応良い選手と言える理由としては、中高と全国大会に出場してますし、大学ではチームは日本一、オーストラリアでも当時の二部リーグで優勝を経験しました。
でも凄い選手(GREAT)ではなかったのに加えて、当時の実力を客観的に判断すると良い選手から凄い選手になれる見込みもかなり低かったと理解しています。
つまり、ロジカルに将来を考えれば大手企業に就職してお金を稼いで、投資をして、FIREを目指すような流行りの勝ち組的な人生を歩めば良かったのかもしれません。
でも、筆者はやってみたい(挑戦してみたい)を選びました。
なぜなら、例え筆者がスーパーサラリーマンとして40歳でFIREしたとしましょう。
仮ですよ(笑)それでも、20代でやってみたかったこと(サッカー選手になる)は40代で思いっきり挑戦できる夢だとは思いません。すると、FIREして人生勝ち組なのに未練や後悔が残ってしまう人生を想像すると本当に成功したのかと疑問も湧いてきますね。
さらにもし夢に挑戦せず、サラリーマンとしても大成せず、後輩を連れてタラレバ話をしている自分を想像すると、少なくとも幸せな気持ちにはなりません。
正直な話、20代を自分の夢に捧げたからって、将来仕事がない世界ではありません。
もちろん、ただ好きなことをしているだけでは人間として成長できませんから、真剣に高い目標に向かって突き進む必要があります。第二の人生に向かうとき選べる仕事の選択肢を増やすため、日々の空き時間を使って今後のためになる勉強をする努力は必要不可欠です。
筆者も帰国後は英語力と異文化への理解が必要となる仕事として、商社で働いています。
夢に向かって突き進みつつ、語学学習に力を入れていました。
道はいくらでもあります。トレードオフの考え方からシフトして、挑戦する道を選びつつ、将来に備える方法を模索する。難しいけど苦労した分、きっとあなたの人間力を育みます。
【失うものが少ないうちに経験しよう】
さて、最後に20代は一般的に失うものが少ないという利点があります。
試行錯誤を繰り返した人生を歩んできた若い労働力を企業は求めていますし、結婚もしてなければ、子供もいないのであれば、思い切って挑戦する自分(できる自分)を選んでみてください。仮にあなたが痛い失敗や苦い経験を挑戦を通して得たならば、経験に変えて将来に大いに活かしてみてください。
20代で得た痛い失敗や苦い経験は今後40年近く活かすことができますが、50代で得た得た痛い失敗や苦い経験はわずか10年程しか、少なくても社会人人生の中では活かせません。
同じ夢を追うのも、同じ失敗をするのも、同じ英語を勉強するのも、同じでっかいハンバーガーを食べるのも、同じきれいな海や景色を見るのも、同じ異文化に触れるのも、20代と50代では吸収力が違いますし、今後の人生への影響力が違ってきます。失敗も成功も早いうちに経験すれば、残りの人生に大いに活かすチャンスがあります。
無責任なこと言うつもりはなく、あくまで読者の方々の判断にお任せしますが、結果に関係なく真剣に自分の人生に挑戦してみてください。例え世間一般の人生を失うとしても、欠け外のない経験を得ることができると思います。
【まとめ】
今回の記事が多くの若者の背中を押す助けになれば幸いです。
※本気で挑戦しない人(周りの目を意識した行動)を対象に書いていません。
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