会社員はFIREできるのか?セミFIREという道も

お金
FIRE (Financial Independent Retire Early)に憧れる会社員の皆さんが多いのではないでしょうか。会社員から脱却して金融資産のみで生活をする、給与所得に頼らない生活ですね。
今回はFIREの実現可能性とFIREを目指す本当の意味について考察します。

【金融資産7500万円で年間240万円(税引後)の不労所得】

実際には個々人の年間に必要な生活費の基準によって変わってきますが、今回は年間240万円(毎月20万円)と考えます。

さて、例えば、インデックスファンドを運用して年間240万円の生活費を受け取るために必要な金融資産はざっくりいくらか把握していますでしょうか。

ズバリ、7500万円の金融資産が必要です。

7500万円(金融資産)× 4%(年間利回り)= 300万円(税引後240万円)

仮にあなたが毎月7万円を全世界株式インデックスファンドに22歳から38年間、60歳まで積立投資して得られる不労所得が300万円(税引後240万円)です。

想像以上に時間がかかるし、意外と少ないなって印象ではないでしょうか。

金融資産だけで平均的な生活費300万円(税引後240万円)を得るためには、あなたが資産家の息子・娘でない限りそれなりに大きな金額を積み立てる時間と根気が必要です。

毎月7万円の積立はかなり家計を圧迫すると思いますので、平均年収以上稼いでいる方で生活に余裕がなければ継続的な積立はかなり厳しいと思います。

またもし60歳より前にリタイアを目指す場合、上記と同じ条件で50歳までに金融資産7500万円を築くには毎月約12万円の積立が必要になります。どうでしょうか?

多くの方にはハードルが高い印象かと思います。

【60~50歳でFIREを達成するために必要なポイント】

1.稼ぎ(年収):余剰資金を月に最低でも7万円投資に回せる稼ぎ

2.時間:インデックスファンドで資産形成する場合、複利効果を活かせる年数

3.利回り:少しでも資産形成のスピードを上げるためのファンド選び

稼ぎ(種銭)を増やして、早くから投資をスタートして、利回りを高めるがポイントです。

一方で稼ぎはすぐには増えないし、投資を始めた時期が少し遅い場合もあるし、利回りを上げるのはインデックスファンド(市場平均)では難しい。現実はなかなか残酷ですね…

ここまでの内容でちょっと自分には厳しいかも…

会社員として人生を会社に捧げるしかないかもしれない…

と思った方におすすめなのがセミFIRE(セミリタイア)を目指すことです。

待ってくれ、結局は会社員として働き続けるしかないのか…

と思った方も多いと思いますが、セミリタイアを目指すメリットは多いです。

例えば、インデックスファンドを運用して年間120万円(毎月10万円)の生活費を受け取るために必要な金融資産は3750万円が必要です。

3750万円(金融資産)× 4%(年間利回り)= 150万円(税引後120万円)

仮にあなたが毎月3.5万円を全世界株式インデックスファンドに22歳から38年間、60歳まで積立投資して得られる不労所得が150万円(税引後120万円)です。

完全なFIREと比べるとぐっとハードルが下がった印象ではないでしょうか。

上記と同じ条件で50歳までに金融資産3750万円を築くには毎月約6万円の積立が必要です。

どうでしょうか?少し家計に余裕がある方なら手の届きそうな積立額ではないでしょうか。

でも、完全にFIREできないなら意味ないよねって思うのは少し安直だと思います。

それでは、セミFIREを達成するメリットをご紹介します。

【セミFIREを目指すことで得られるメリット】

会社に依存しすぎない

仮に毎月10万円の不労所得がある場合、あなたの会社への依存度は劇的に下がります。

もちろん、毎月の給与はとても大切な収入源ですが、会社員として働くうえで少し気持ちに余裕が生まれると思いませんか?

毎月30万円の給与しか収入がない場合は、会社の都合で3万円でも給与が下がれば生活には大打撃でしょう。一方で毎月30万円の給与+10万円の不労所得があれば心に余裕がありますし、お金のことで頭を悩ますことは非常に少なくなると思います。

もちろん、3万円の減額は大きなことですが、会社に100%依存していないからこその強さがあります。何かあっても無収入になることはありませんから、会社員によくある無理難題にもすべて付き合う必要はないと割り切ることも容易になりますね。

これは完全に自由ではありませんが、すでに半分自由を手に入れている状態です。

10万円は住む場所によっては完全に月の生活費をまかなえる金額であることを忘れてはいけません。いざとなったら会社員を辞めることも全然できる金額です。

生活に余裕と豊かさを加える

実際、会社員として定年まで働くことになるかもしれません。

FIREは夢のまた夢だったなんてことになるかもしれません。

それでも仮に月10万円の不労所得が会社員の給与の他にあれば、生活が相当豊かになります。家族旅行に毎月行けますし、外食することもできます、子供のやりたいことを応援することもできます。朝のコーヒー一杯無料だなとか幸せですよ。

また、やらなきゃいけないことをやらされる会社員特有の感覚を感じずらくなります。

会社の給与に依存している間は嫌なこともやらなきゃいけない状態です。

でも10万円の不労所得があったらどうでしょうか?

多分、自分である程度、YES・NOをはっきり伝えることができると思います。

目先の1万円を昇給するために、汗水流して上司に向けて必死にアピールする必要はなくなるかもしれません。その労力を他のことに使うことができるかもしれません。

自分で選択できるんだって心の余裕があることはストレス軽減につながりますよね。

月10万円の不労所得がある心の余裕は想像以上に大きいと思いませんか。

会社員としてより活躍できる

会社に依存しなくなって、心に余裕が生まれたら、不思議と今まで嫌だった業務に望む気持ちも変わってくる気がしませんか。

なぜなら、あなたには選択肢があるから。

いつも縛られている状況から解放されれば、意外と仕事に力が入っていくものです。

また、セミFIREを達成するためには毎月自分との約束を守り続ける必要があります。

それをやり遂げる力があれば、そもそも正直ある程度の仕事は朝飯前です。

逆にもっと稼いで金融資産を大きくして、FIREしちゃおうかなみたいな感じです。

ちょっとやそっと上司にお客様に厳しくされても、への河童ですよ。

そのくらい毎月一定の不労所得がある方には心の余裕と強さがあるはずです。

【まとめ】

会社員としてまず目指すのはセミFIREがおすすめです。
理由は完全なFIREのハードルは想像以上に高いからです。一方でセミFIREならかなり実現性が高く、会社員としても達成しやすい金融資産額です。
また今回は一例として金融資産はすべてインデックスファンドと仮定しましたが、もちろん、インデックスファンド以外での運用方法も考えて良いと思います。
セミFIREを達成することで得られるメリットは金額以上に大きいと思います。
ぜひ、皆さんもセミFIREを目指して豊かな生活と心の余裕を手に入れましょう。

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