そこで今回はどの様な投資戦略を軸に資産運用を行えば良いか悩んでいる方へ一つのアイデアとして株式投資の簡単な投資戦略の例を紹介します。
【コアサテライト投資戦略で資産を増やそう 】
おすすめはズバリ全世界株式インデックスファンドをコアに毎月定額の積立投資をしつつ、個人的に伸びると考えるインデックス指数・アクティブファンド・個別株・暗号資産(ビットコイン)にサテライト投資をする運用戦略です。
全世界株式インデックスファンドは1銘柄を買うだけで、日本はもちろん先進国に新興国も加えた世界中すべての株式市場に幅広く分散投資できるのがメリットです。
大型株、中型株および小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数ですので、株式に関して自分でポートフォリオを考えなくていいという意味で、初心者にもわかりやすく、非常に使い勝手の良い商品です。
全世界株式インデックスファンドをメインに毎月定額の積立投資をしつつ、新興国インデックスファンドの比率を高めたり、米国インデックスファンドの比率を高めたり、個別株へ投資したりしつつポートフォリオを自分好みにアレンジしましょう。
【20代、30代は株式100%でOK】
20代・30代であれば運用できる資産額が余程の金額(1,000万円以上)でなければ、リスク許容範囲が広いため株式運用のみで当面は問題ないと一般的に言われいます。
一般的に20代-30代は労働資本が大きく、多少の失敗をしても挽回できる時間とエネルギーがあります。その点を踏まえると、株式100%で積極的に資産形成を行う方が得策な場合が多いです。得に今回のコア部分は全世界株式インデックスファンドですので、大きなロスを生むような出来事は稀で、仮にリーマンショックやコロナショックのような出来事が起きても、20代-30代であれば逆に安値で投資信託を積み立てることができるチャンスです。これは時間を味方に付けれる若い世代の特権と言えるでしょう。
【コア部分、おすすめは全世界株式インデックスファンド積立投資】
コアとなる投資商品のおすすめは楽天全世界株式インデックスファンド(VT)で、新興国を含む世界47カ国の株式に投資ができる投資信託です。この投資信託1本に投資をすれば世界の株式市場のマーケット・ポートフォリオを持つことができると言える商品です。
実際に筆者も全世界株式インデックスファンドをコアに毎月定額の積立投資をしつつ、その他のサテライト資産を楽しみとして運用しています。
一方でコツコツ積立投資を行うだけでは楽しくないという方は、同時にサテライト資産を持ちアクティブな運用資産をポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。
【資産ポートフォリオ構成例】
金融資産に投資を始める前に、先ずは現金を生活費の6ヶ月~1年分は貯金をしましょう。
現金:例)毎月の生活費 X 1年分 - 20万 X 12ヵ月 = 140万
コアの金融資産:全世界株式インデックスファンド 80%
サブの金融資産:新興国株式・個別株・金・暗号資産などに20%
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