セカンドキャリア

海外挑戦・留学
アスリート 引退後 就職夢に挑戦したい、いま挑戦真っ最中という方の心配事といえば、帰国後のセカンドキャリア(就職先)をどう歩んでいくべきかがひとつの大きな関心ごとではないでしょうか。

今回は特に海外で夢に挑戦した後、日本に帰国したらどんな選択肢があるのか、
また、海外経験を帰国後に活かすために必要なポイントをまとめてみましたので、
海外挑戦後にどんなキャリアを歩むべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

国内で夢に挑戦している方にも参考になる項目があると思います。

【一般的なレールを外れるとリスクがある⁉】

日本は通常大学を22歳で卒業して就職して65歳まで働くのが一般的なルートですよね。

一方で高校を卒業して海外へ、大学を卒業して海外へ、社会人を辞めて海外へ向かう方々は人とは違うルートを選ぶことになります。日本でも多様な生き方を認める動きはありますが、やはり大多数の方は大学へ進学し、卒業と同時に就職先を探します。

社会の仕組みは多数派の方が生きやすいように基本的に仕組化されてますので、特に就職、キャリア形成は大きく偏った仕組みになっています。

昔からセカンドキャリア問題としてアスリートやフリーターが一般企業に就職できる限界年齢などが話題になるように、少数派の方々のキャリア形成が難しいのは仕組みの問題もあり、長く夢に挑戦するのは難しく、区切りをつける勇気も必要な現状もあります。

実際にどんな夢に向かって挑戦していたかによっては、帰国して選択できる仕事の幅が狭く、帰国後の生活が苦しかったり、楽しくなかったりする実例は多いです。(これは国内で夢に挑戦していた人にも当てはまりますね)

残念ながら現在の日本社会は大学を卒業以降、夢を追うことは年齢を重ねるにつれて、将来の生活(安定性/平均的な給与所得)を危険にさらすリスクを抱えていることは間違いないでしょう。

一方で初就職が遅くても一部の方は海外で夢に向かって挑戦したあとに一般企業に就職、または事業を起こし、平均年収を大きく上回る職に就いています。自分の夢に挑みながらも、将来必ず訪れるであろうセカンドキャリアに向けて何を意識して日々の生活に向き合う必要があるのでしょうか。

【帰国後の就職先候補】

1.語学を活かした職業

海外営業、ツアーガイド、貿易事務、翻訳業、英語の先生など

2.未経験歓迎の職業

未経験募集の営業職・IT、介護職、運送業、ジムインストラクター、その他など

3.挑戦していた事柄に関わるコーチ業

これを見て意外と仕事多い印象かもしれません。
色々選べそうだからリスクなんてなさそう、と思っている方には少し現実的な話をしておきます。
上記の選択肢はあっても給与面、待遇面、福利厚生など満足のいく職業を見つけるには、それなりに突出した経験・スキルが必要です。

【挑戦を通してセカンドキャリアを選べる人材になれるか?】

筆者は好きなことを仕事にして稼げない状況を22歳から27歳までの5年間経験したので、年齢を重ねるにつれて考えることは多くなったのを覚えています。恋人を幸せにするにも、家族を持つにも、趣味を楽しむにも、お金は必要で、今の自分は市場で価値のある人材なのか悩みました。

いま挑戦している夢にも嫌なことややりたくない事、たくさんあると思います。それでも頑張れるのは夢を叶えたいから。でも仕事は担当案件も上司も選ぶ事はできず、その中でやりがいを見つけ出さなければならないことも多いです。今まで好きなことに挑戦していた人にとってはつらい環境です。

では少しでも多くのやりがいと高い生活満足度を帰国後のセカンドキャリアを通して得るためにはどうすればよいのか。夢に向かって突き進む中で、時間を見つけて人より少し突出したスキルや経験を身に付けることをおすすめします。

【海外挑戦を帰国後に活かすためのおすすめ行動】

本物の語学力を身に付ける

第二言語を使用してコミュニケーションを取る事ができる人は正直強いです。

誰もが母国語を基本に生活している中で他の言語を話せるのはビジネスにおいて非常に大きな武器ですので、真剣に学ぶことをおすすめします。

その国の語学を身に付けることは本来の夢を達成する為にも大いに役立つと思いますので、一石二鳥のMUSTで身に付けるべきスキルでしょう。

インターンに参加する

20代後半、30代前半で初就職するにあたって一番の壁は就業体験がないことです。

一般企業で働いていれば理解しているであろうマナーや基礎が身に付いておらず、すでに社会人として働いている同年代と比べて非常に見劣りします。

そこで時間を作ってインターンに参加することは、会社で働くとはどのようなことなのかをイメージしやすくなります。また、社会人として働いている同年代と比べて自分に足りない点を普段から意識して行動することができます。

もちろん、インターンですから責任のある業務を任せてもらえる機会はあまり多くないでしょう。それでも、今後、夢に破れたときの人生をやんわりとイメージしたり、どんな仕事が向いているのかを体感することができます。この経験を基に資格などを取得し、将来のリスクへ備えることができると思います。

夢を追う妨げになるとか、できないことは考えたくないとか、色々な意見があると思いますが、新しい体験をすることや人生をイメージしてみることは価値観を広げてくれます。新たな価値観は自分の情熱をかける分野にも応用できることも多々あるので、ぜひ試して欲しいです。

夢に向かって猛烈にトライし続ける

企業にとって魅力的な人は目標を設定して実現するために行動ができる人です。

これはどの世界でも同じだと思いますが、目標を達成するために継続的に行動できる人は成功体験を積んでいる方が多いように思います。

要は自分の夢に向かって異国の地でそれなりの結果を出すことができた人は、場所を変えても職種を変えても同じように結果を出すことができると考えます。スポーツでも、アートでも、音楽でも、なんでもそうですがプロの世界は厳しく食べていくのも大変です。

そんな中で異国の地でリーグ優勝したとか、個展を開いたとか、コンサートを開いたとか、一流のプロとして食べてはいけなくても、ある一定の成果を出せた人は強いです。

今回はたまたま才能も大きく関わってくる職業だったから難しかったかもしれませんが、ビジネスの世界はまた一味違う世界です。飛びぬけた才能がなくても仕組みを理解しやるべき事を愚直に続ければ売上を上げることができますし、起業して社長になることもできます。そうでなければ、世の会社員、起業家は天才です。ビジネスの世界にも天才的な人はいるのは間違いないですが、平均以上の給与をもらい、仕事を得意になって楽しむためには、日々勉強して目標を達成するという姿勢・スキルがあれば問題ありません。

だから、思いっきり夢に向かって挑戦してください。

中途半端に海外行ってました、住んでました、みたいな人は企業にとって魅力的ではありません。僕は、私は、この夢を達成するためにこの国に行って、こんなことも、あんなことも経験しました。って感じの人の方が一緒に仕事してみたいと思いますし、少し採用するには年齢が高くてもポテンシャルを感じてもらえると思います。

コツコツ貯金・投資をする

せっかく海外にいるのだからと稼いだお金をすべて経験につぎ込むのは厳禁です。

きたるセカンドキャリアを考えて、自分で稼いだお金を管理する、貯蓄し、余剰資金は投資に回すなど、将来の自分のためにお金を残してあげることは非常に重要だと筆者は同じく海外で頑張っていた仲間の一部のセカンドキャリアを聞いて痛感しました。

お金がすべてではないですが、ある一定水準の預金があれば、帰国後の選択肢も増えますし、焦ってセカンドキャリアとなる就職先を決めて後悔するなど防ぐことができます。

【まとめ】

振り返れば夢に向かって挑戦していたプロセスが成果よりを得た時よりもより幸せだったと思うので、読者の皆さんには大いに夢に向かって挑戦をしてほしいと願っています。
セカンドキャリアを考える上で重要なのは、市場に対しての価値です。(あくまでも対市場)賢明な読者の皆さんには夢に全力投球しつつも、市場価値を意識してセカンドキャリアに備える活動と行動をお勧めしたいと思い今回の記事を書かせていただきました。

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