今回はそんな方におすすめの英語の勉強方法を紹介します。
【英語が必要な業務】
さて、海外営業には読む、書く、聞く、話すの4つの総合的な英語力が必要です。
下記のような仕事内容に必要な英語力はそれぞれ違いますので、どれか一つが欠けていると業務に支障が出てきます。
・英文メール
- 英文メールでやり取り
・契約書・資料の翻訳
- 会社・製品資料の翻訳
- 技術資料の翻訳
- 契約書の翻訳
・クライアントと英語で会話
- 電話で英会話
- 打合せで英会話
- 交渉と通訳
- 海外出張
それぞれ各業務に必要となる、読むと聞くのインプットの伸ばし方と、書くと話すのアウトプットの伸ばし方をお伝えします。
【インプットの伸ばし方】通勤時間を利用する!
読む:英文記事を毎日読む
ビジネスや世界の出来事に関わる英文記事を毎朝10分使って読んでみましょう。
いまは無料のニュースアプリでCNNやBBCなどの海外ニュース記事をチェックできます。
分からない単語が複数出てきたら、記事の中で多く繰り返されている単語を優先的に3つ調べて覚えるだけで、かなり効率的に記事の内容を理解できるでしょう。
平日に1日3つの単語を覚えれば、週5日で15単語、1年で720単語のビジネスや世界の出来事に関わる英単語を覚えることができます。覚えた単語を業務で活かせる機会は大いにあります。
大切なことは業務で使う英単語+αで毎日コツコツ勉強を重ねることです。
おすすめアプリはSmart Newsです。
聞く:NHKワールドニュースを毎日聞く
NHKの受信料を払う意味が分からないと考える方にも、ぜひ毎朝10分聞いてほしいのがNHKワールドニュースです。無料で世界と日本のニュースを聞いて、英文も読むことができます。
こちらもひとつのニュースの中で繰り返し聞く単語を優先的に3つ調べて、意味を理解するとともに発音も繰り返し聞いてみましょう。
世界のニュースに注目する事は英語学習以外でも非常に役に立ちます。
特に海外営業マンは取引先の国の情勢をチェックしたり、自国の情報を取引先に伝える必要があります。だだの世間話にも使えるネタもありますので、非常におすすめです。
おすすめアプリはNHKワールドニュースです。
【アウトプットの伸ばし方】仕事終わりに10分時間をとる!
書く:今日学んだこと、感じたことを英語でアウトプット
仕事終わりに今日学んだことや知ったことを英語でまとめてみましょう。
例えば、新たに学んだ業務や市場の動向について英語でアウトプットします。
海外営業では常に日本語を英語に、英語を日本語に変換する業務が日々あります。
特に苦労するのは日本語を英語へ短時間で変換する力ですので、学んだ知識や日々の出来事、または感じたことを英語で簡単にまとめることで、書く力を伸ばす良い練習になります。
できればビジネスに関わることをピックアップして英語で書くことができるとベターです。
また、これは1日たったの10分で新たに学んだ知識を復習できて一石二鳥です。
おすすめアプリは無料のメモアプリ、または手帳もおすすめです。
話す:シャワーを浴びながら独り言
仕事終わりにシャワーを浴びているときや、お風呂に浸かっているときに、鼻歌代わりに独り言を英語で話しましょう。英語を話す練習として普段思っていることや、新しく学んだこと、次回のプレゼン内容を口ずさむことをおすすめします。
言葉にしてみることで頭の中が整理できて、自分が話したい内容をしっかり理解できているかを確かめることもできます。意外と復習するのに役立ちますし、誰もいないところで失敗を気にせず練習できます。
シャワーやお風呂が終わったらスッキリとして、仕事のことを考えたり、上手く話せるか不安になったりすることが少なくなります。
頭で分かっていても意外と英語で言葉にするのは難しいものです。特に技術的なトピックや世界情勢に関しては普段英語を使っていても話慣れていないことも多いですので、練習してみましょう。
【より短期間で英語力アップ、またはブラッシュアップしたい方には】
短期間でTOEICのスコアを上げる!短期間で現在の英語力をブラッシュアップしたい方には、より実践的に効率的に英語力アップをサポートしてくれるアプリを利用して勉強するのもおすすめです。
おすすめアプリはスタディーサプリです。
https://eigosapuri.jp/conversation/business/
TOEICテスト対策やビジネス英語コースもコンテンツが充実しています。
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html
【最高の学習方法は】
最後に最も効果的な英語力の伸ばし方をお伝えします。
ズバリ実務を通して学び、経験を蓄積していくです。
毎日10通の英文メールを受信していれば自然と英文を読み理解する力が付きます。
そのメールに対して返信をすれば、自然と英文を書かないといけない環境になります。
毎日5本の電話が海外企業からかかってくれば自然と英語を聞いて理解する力が付きます。
その電話に英語で受け答えをすれば、自然と英語で話して伝えないといけない環境になります。
もちろん、いきなり全てに上手く対応できることは少ないでしょう。
それでも一つ一つメールや電話で新しい知識を増やしたり、失敗することでより深い学びになり、経験として英語を使えるので実践的な英語力が付いてきます。
あれ?こんなに英語話せたっけ?理解できたっけ?と思う日が来ます。
すでに海外営業として働いている人も、転職が決まった人も、将来海外営業として働きたい人も、ある程度の英語力を身に付けたら、先ずは勇気をもって実践する環境を作ってみるのもおすすめです。
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